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身分証明と現住所確認書類は必須!
海外の銀行に口座を開設するには、一般的に本人確認書類のパスポートと現地の滞在許可証を持参する必要があります。日本に居ながらにして、海外の銀行に口座を開設したいのであればオフショアバンクを利用する方法があります。
オフショアバンクとは世界に60以上あるオフショア金融センター(図1を参照)で営業する銀行であり、様々な金融商品を提供しています。預金金利は国際水準並みで、税の優遇もあり、国内の銀行に外貨預金するよりも有利です(図2を参照)。通常、預金通貨は10種類程度用意されています。小切手帳、米ドルやユーロ建てのクレジットカードやデビットカードを発行してくれる銀行もあります。口座に関する取引指示を電話やFAX、インターネットで行うことが可能です。
以前は、口座開設申込書に英語で必要事項を記入し、それにパスポートのコピーを添えるのみで開設ができました。現在は、マネーロンダリング法により、パスポートのコピーに公的資格を持つ第三者の認証ならびに現住所証明書が求められます。
口座開設の留意点としては2つあります。まず、海外では、銀行取引など国際契約には印鑑を使わず、サインで取引が行なわれます。銀行に登録する取引サインは、パスポートの署名を届けますので、第三者が真似しにくいサインを心がけてくだい。2番目の留意点は、口座の名義人を共同名義にしておくことです。日本では共同名義は認められませんが、海外口座は共同名義にしておくと資金を引き出せなくなるリスクを回避することができます。
オフショアバンクは、最低預金金額や預金利率、手数料率、サービス内容などはまちまちです。また、英語に不慣れな方にとって申込書の記入内容は不明な点が多いかも知れませんので、自分に適した取引銀行を絞る段階からオフショアに詳しいアドバイザーの助けを借りると、時間も節約できスムーズに開設できるでしょう。
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この回答の相談
海外の銀行に口座を開設する場合、どのような手続きが必要なのでしょうか。開設ポイント・注意点など、ぜひ専門家の方から、アドバイスいただけたらと思います。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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