対象:ペットの医療・健康
RE:犬のホットカーペット使用について
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人では低温やけどは44度という低い熱でも、6時間以上、表皮に作用すると、やけどを起こすことが分かっています。さらに、温度が1度上がるごとに、皮膚が損傷される時間は半分に短縮され、例えば、46度の熱源なら1時間半でやけどを起こすということです。犬ではどのくらいの温度、接触時間により低温やけどを生じるかの詳細は分かりませんが、ご使用中のホットカーペットがかなり高温になる場合には低温やけどの危険性が高まるため、ご使用にならないようお勧めいたします。基本的に犬では室温22〜24度が快適とされています。エアコン等で部屋全体を暖めることが理想的ですが、その場合には乾燥に注意し、湿度を50〜60%に保つように加湿が必要です。ホットカーペットを使用する場合には温度調節が可能な製品を使用し、なおかつ低い温度に設定する必要があります。ハウスを使用する場合は、窓から離して設置し、ハウス内に毛布を入れてあげると良いでしょう。また、犬では甲状腺機能低下症にかかると、寒さに弱くなることがあります。その他の症状として全般的に活力が失われ、元気がない、毛が抜ける、食欲や体重の増加などの症状や、悲しげな顔つきになり、名前を呼んでも反応が鈍い、目に覇気がない、毛ヅヤが悪い、フケが目立つなどの症状が認められる場合には甲状腺ホルモンの測定をお勧めいたします。
評価・お礼
しあにゃん さん
●●様、
ご回答ありがとうございました。
やはり温度調節の出来ないホットカーペットは危ないんですね。 やけどなど怪我を引き起こしてしまう前に使用を辞めたいと思います。
これからは湯たんぽなど他のものを代用していこうと思っております。
とっても参考になりました。
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ミニチュアピンシャー もうすぐ6歳くらい 女の子
が寒くなってきてからホットカーペットに一日中くっついています。
昼間は温度調節のできるホットカーペットの上で寝ているので安心なので… [続きを読む]
しあにゃんさん (東京都/37歳/女性)
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