対象:投資相談
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外貨MMFは運用面で有利
外貨MMFは投資信託の一種で、証券会社と一部の銀行で取り扱っていますが、元本保証はありません。しかし、信用度の高い債券などの短期金融商品に投資するので、外貨ベースでの安全性は高くなっています。又、投資信託であるため、販売会社や運用会社が破綻しても、投資したお金は分別保管されているので保護されます。外貨預金は、元本保証されますが円預金と異なり預金保険の対象外ですので、預ける銀行の信用度が大切です。
外貨預金の種類は、普通預金と、通常1年が最長の定期預金とがあり、その違いは、定期預金は普通預金に比べ利率は高めですが、原則として満期まで解約できません。一方、外貨MMFは購入日の翌営業日からいつでも解約できるので、為替の動向を睨みながら機動的に売買ができます。実績分配型の外貨MMFの利回りは、一般的に外貨定期の金利より高めです。
外貨交換には為替の手数料がかかります。外国通貨には米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルなどがありますが、例えば、外貨預金を米ドルでした場合、円を米ドルに替え、米ドルから円に替えると往復で1ドルあたり2円かかるのが一般的ですが、米ドル建てMMFなら1ドルあたり往復1円で済むのが一般的です。
税制面では、外貨預金の利息と外貨MMFの収益分配金は、いずれも20%課税で同じですが、円安に動いて為替差益が出た場合の税金は異なります。外貨預金は雑所得として課税され、外貨MMFは非課税です。従って、為替差益が大きい時は、外貨MMFは大きなメリットを享受できます。
外貨MMFが外貨預金より不利な点は、決済機能です。外貨を現金やトラベラーズチェックでは受け取れないので、海外旅行や出張で外貨を直接引き出したい場合、外貨預金の方が便利です。
このように運用面では外貨MMFの方が、有利と言えますが、外貨による運用は常に為替リスクを伴いますので、余裕資金で行うことをお勧めします。
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この回答の相談
「外貨預金をするなら外貨MMFのほうがお得」と聞きました。なぜでしょうか?それぞれのメリット、デメリットを教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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