対象:住宅設計・構造
スキップフロアという手も・・
アトリエ137の鈴木です。木や珪藻土といった自然素材を大切に使ったモダンデザインの住宅を手がけています。
実際の敷地を拝見していませんので、お答えしにくところがありますが、住宅地に建つ家でのリビングへの採光を確保する方法としては、お話に出ている吹抜やトップライト、2階リビングがありますが、それともうひとつ、スキップフロアによる解決の仕方もあるかもしれません。
ただ考え方の手順としては、面積的な効率や子ども室との関係から吹抜やトップライトによってプランニングを進めていくの一般的かなと思います。採光も確保できますし、子ども室との関係もつくれます。
2階リビングの場合、ロフト的な空間を使って、子ども室とリビングとの関係をつくることも考えられますし、玄関との間の取り方など、2階とのつながりをつくる方法もあると思います。例えば、ロフトを就寝スペースにして、勉強はリビングにつなげたり。キッチンから玄関を覗けるとか。1階:主寝室、浴室、2階:LDK、勉強スペース、ロフト:就寝スペースという感じでしょうか。
最後に残る方法として、うまくスペースが取れれば、スキップフロアによる解消の仕方もあると思います。この場合、玄関は中2階とします。そこからリビングへとアプローチ→子ども室へといった具合に家の中を回遊していくようなイメージでしょうか。あるいは子ども室からリビングへでも。どちらにしても階層のずれを使って子ども室とリビングの関係をつくることができると思います。半階あがる高さのずれを利用して、駐車場をとることもできますし、主寝室以外の間仕切りをゆるくすることで、半階あがった北側の部屋への光の送り方も考えられるかもしれません。
文章ではなかなか説明しにくく、分かりにくいと思います。
ぜひご相談ください。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/atelier137/
添付写真は、住宅地での吹抜の採光やロフトとリビングの関係を撮ったものです。
回答専門家
- 鈴木 宏幸
- ( 建築家 )
- アトリエ137
シンプルでナチュラル。気持ちのいい空間を創ります
家は明るく、楽しく、気持ちよくが一番です。より豊かで快適な生活を楽しむための家づくり。住まい手の生活スタイルや敷地の周辺環境を生かした空間づくりを心がけています。「やさしい空間の中に、凛とした空気を感じる」と感想をいただきます。
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