対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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定額年金と国債の比較及び他の商品紹介
ミカエル777 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
定額年金でも、生命保険会社の運用は株式や債券を基盤としたもので、ミカエル777様が記載されたとおり、払い込んだお金の9割以上が換えると書かれている通り、絶対の元本保証ではありません。
むしろ、日本国債のリスクは極めて低いもので、日本国が破産する場合は。、経済自体が破壊されるため、当然のことながら保険もまた破綻の可能性を占めています。
アイスランドの場合は銀行の破綻で、国債のデフォルトではありません。また、アイスランドの借入が国のGDPの十倍という異常な借入から発生したものです。現在の金融危機の状態では、質への逃避から資金は先進国の国債に流れ込んでいます。日本国債への資金の流入もこれと同様です。
従いまして、私は元本割れの無い商品として、日本国債をお勧めできます。
金利動向に連動する個人向け国債10年変動をお勧めします。今後金利が上昇した場合には、長期金利-0.8%の利子率で連動いたします。
格付けの件ですが、現在世界的に格付け会社がつけた評価に対して疑問が提起されています。このため、各国で格付けの評価方法や格付け会社のコンプライアンス等を規制する法律を制定する動きが強まっています。現在は過去の格付けが信用できない状態といっても良いと思います。
従いまして、日本国債とアイルランドの銀行債の格付けが同等と付いていても、同じとはいえないものと考えます。
補足
なお、元本割れの無い定期預金として下記を、元本割れリスクの低い商品(過去10年元本が割れたものはありません、過去にマイカルが倒産した際に一部のMMFで元本割れが生じました。)として円のMMFをお勧めします。
ネットバンクの定期預金(都市銀行より金利が高めです)
ネットバンクも預金保険機構に加入していますので、元金1,000万円とその利息分は保証されています。そして、1年定期は金利の動向に比較的追随していますから、1年満期のものをお勧めします。
円のMMFは公社債投資信託の1種で短期金融商品(中期国債やCPなど)で運用しているため、元本割れリスクがとても低い公社債投資信託です。投資信託は信託銀行の特別勘定として別管理されますので、販売会社・運用会社・信託銀行が倒産しても資産は保全されます。
但し、購入後1月経つとペナルティーなしで解約できます。緊急の貯めの資金としては普通預金より利回りが良いので、定期預金と組み合わせて使うと便利です。
なお、実績利回りの商品で運用会社で利回りが異なりますから、定期との金利差をご確認ください。
下記に一覧表が提供されています。(MMFは一番下にあります)
http://markets.nikkei.co.jp/plan/ratelist.aspx
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ミカエル777さん (東京都/57歳/女性)
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