対象:インテリアコーディネート
野平 史彦
建築家
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今からできる最善策を提案してもらいましょう!
チコ様
ハウスメーカーの場合、殆どの場合、窓廻りは膳板(窓の下端の枠のこと)のみで他の3方はクロス巻きとする例が多い様に思います。枠を廻すより、その方が安くあがるからで、メーカーハウスは兎に角、安く上がる工夫が凝らされています。
メーカーにとってはそれが当たり前、という認識があったのかもしれませんが、きちんと説明し、確認する義務があったと思います。
断熱サッシを使っていなければ、おっしゃるように窓廻りから発生した結露がクロスを濡らし、汚す事になり、剥がれてきたりしますので、きちんと木枠を廻す方がベターです。
しかし、クロス巻きで納めてしまった窓廻りに、後から枠を付ける事になると下地を調整し直す必要があり、さらにクロスも貼り替えなければなりません。それが家中の窓総てということになると結構な作業量となります。
従って、この段階でメーカーの説明責任を追求してやり直しを迫っても、メーカーはすんなりとは了承しないのではないかと思います。
いずれにしろ、メーカーの担当者にきちんとお話をされて、今からできる最善の策を提案してもらっては如何でしょうか?
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