対象:投資相談
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長期投資は最後の得を考える。
はじめまして、FPの岩川です。
運用期間によって、最適な資金の保全方法が異なります。
「10年以上は使用する目的がない」ということであれば、投資信託を利用し、債券や株式の分散保有が良いと思います。
長期投資は、現在の保有通貨で、商品を決定するよりも、運用後にどのように使いたいかによって、最適な商品が絞られます。
例えば、資金使途が海外リタイアであれば、外貨をベースに運用手段を決定しても良いでしょう。また、日本での老後資金と決定していれば、目先の為替動向やコストはあまり気にせず、最終的に有利な計画を進めます。
ドルから円に換金する事によるデメリット(コストや為替動向)を回避するために、外貨MMFや外貨預金、外貨建て保険に預けるのは、最適な方法とは言えません。
例えば
安いけど燃費の悪い車なら、乗れば乗るほど効率が悪くコストが掛かります。
一方、高くても燃費がよければ、結果的には有利になります。
長期投資は目先で利益を追いかけると良い結果は得られません。
それから、「貯蓄」が目的であれば、保険を利用する価値はあまり考えられません。
とくにドル建ての保険の場合は、米国債券を自分で購入し保有した方が有利と考えられます。
まずは、計画第一です。
将来の資金使途から運用期間を決定し、その運用期間に見合ったポートフォリオ運用を始めるのが良いのではないでしょうか。
計画が出来るまでの間は、一時的に、外貨MMFに預けておけばよいと思います。
1000万程度にもなれば、もっともっと金融を正しく理解するか、専門家に相談するのが無難です。
不明なことがあれば、気軽にご質問下さい。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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