対象:ペットの医療・健康
RE:猫の前庭疾患
- (
- 5.0
- )
MRI やCT検査が難しいのであれば、現実的には投薬によって反応を見ていくことになります。そして、神経症状はステロイド剤で顕著な改善が見られることも多く、検討する価値は十分あります。猫ではステロイド剤の投与は人間と比較して副作用が出にくく、低容量・短期間の投与であれば通常大きなリスクはありません。しかし重度の感染症がある場合は投与量によっては悪化させてしまうことがあるので、注意が必要です。また、長期間投与を続ける場合は、定期的な血液検査で肝臓の数値などをチェックする必要があります。
ちなみに、旋回・斜頚などが見られる場合を一般に前庭疾患とよび、中でも外耳炎などによる末梢性のものと、脳炎、脳腫瘍など中枢性のものにわけられます。まず末梢性前庭疾患を除外した上で、ステロイド投与についてメリットデメリットを担当獣医師とご相談いただき、治療の選択肢のひとつとして検討されることをお勧めします。
評価・お礼
ねこ田 さん
回答ありがとうございます。
その後も幸いなことに食欲はあり、落ち着いた日々を過ごしておりますが、やはり斜頚がみられます。(旋回はないのですが・・・)
ステロイドは強い薬で恐いというイメージがありましたが、ステロイド剤で改善の見込みがあるなら、試してみようかなと思います。
主治医と相談してみます。
お忙しい中、アドバイスいただき有難うございました。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A