対象:住宅設計・構造
安井 正
建築家
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どんなガレージを?工夫次第でコストを抑えることも。
どんなガレージを思い描いているのでしょうか。
大好きな車を、生活の一部として、四六時中目に入るような
ガレージとリビングが一体化した家・・・とか、
メカをいじるためのツールが機能的に配されたガレージとか・・・、
一口に「ガレージ住宅」といっても、いろいろな可能性が考えられますよね。
建物の工事費は建物の規模(床面積)や、使う材料や設備などと
職人さんの手間代と、施工会社の経費などで決まってきます。
設計料は工事費の十数%というように
工事費に対する割合で決めることが一般的です。
なので、ガレージ住宅を実現するのに、
建物の床面積が通常より増えるのであれば、
割高になるといえますね。
でも、例えば通常のビルトインのガレージをリビングの隣りにもってきて、
間の壁にガラスを入れて眺められる・・・といった程度なら
ほとんど割高にはなりません。
住む人の夢を、限られた予算の中で実現すべく
いろいろと知恵を絞りながら
全体の計画の中でコストコントロールをすることも
建築家の大切な役割だと思っています。
なので、夢を膨らませながら、
資金のことも考えてみてください。
あんがい、夢は間近にあるかもしれませんよ。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
まだまだ家を買えるような身分ではないのですが、いつかは「ガレージ住宅」に住みたいと夢みています。後学のために知りたいのですが、ガレージ住宅は通常の住宅と比べて、設計料、施工料は割高になるのでしょうか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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