対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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プラン作成ツールと資産配分の考え方について
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リネ 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
リネ 様の将来のプランニングと、その目的合った資産運用をお勧めします。
プランニングに関して、ツールと作成の手順をお知らせします。
将来の夢や希望をご記入するイベント表(ご結婚や車・住宅の購入、レジャーや趣味と費用とともに記載)と、収入と支出そして貯蓄額の年度推移を記入するキャッシュフロー表です。サンプルを下記に記載しています、ご一読ください
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/list/series/7802/
その上で、老後資金の目標として700万円と、毎月積立てて定期預金と国内外の株と債券への分散投資をお勧めします。
既に色々ご研究されているので、ご存知のことと思いますが、
様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
また、生活準備金と収益性の高いものを組み合わせ、流動性の高い(何時でも換金できる商品)金融商品をお選びになる大切さも学ばれていらっしゃるものと拝察いたします。
その点で、投資信託保険という衣で包んだ変額年金は資産有用商品として効率的ではありませんので、ご自身で直接投資信託の購入をお勧めします。
私は、定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、日本債券(国債)、日本株式、外国債券、外国株式の5資産クラスへの投資配分をお勧めします。基本は5資産に均等配分としてご自身のリスク許容度に合わせ、リスクを抑えるには定期預金と日本国債の比率を上げ、収益を求めるには日本株式と外国株式への配分を高めることでコントロールします。
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。ご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
補足
また、将来の資金需要や資産配分の変更とリバランスを容易に行うために、投信をの直接購入をお勧めします。
また、ご存知の通り、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
これは、市場全体のリターンからコストを引いたものが一般投資家のリターンですので、中間コストは低いほど、投資家が利益を得るチャンスが大きくなる。
インデックスが購入できれば市場全体を購入することと同じという発想で、創出されたものでファンドマネジャーの運用も長期的にはインデックスを上回ることが困難なことが実証されています。
従いまして、資産配分方針に基づき、ETFの検討と、毎月積み立てはインデックス・ファンドの購入をお勧めします
私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
http://www.officemyfp.com/ETF-1.htm
評価・お礼
リネ さん
吉野先生、御回答ありがとうございます。
インデックスファンド、リバランスは難しくないとのこと。
ETFとともに、挑戦してみたいと思います。
変額個人年金保険は、流動性が悪く、コストが高くつくということの不便さを、こちらで思い知りました。
他の金融商品を視野に入れ、検討したいと存じます。
ありがとうございました。
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