対象:住宅設計・構造
敷浪 一哉
建築家
1
現実的な対処方法
- (
- 3.0
- )
からあげ天国さんこんにちは。
おじいさんが残された材木を使われて家を建てるなんて、なんだかすごく楽しそうですね。
家は家族の文化の象徴ですし、歴史そのものでありますから、その材料にまで気を使えるなんてうらやましい限りです。
さて、断熱材と遮熱材についてですが、これら二つは違う種類の熱を防ぐものです。
専門的な部分では補足が必要でしょうが、おおまかに断熱材は伝道熱、遮熱材は輻射熱を防ぐ効果があるようです。これら二つを組み合わせるということは、より高い効果が得られるでしょう。
僕は普段から断熱材は現場吹付のウレタンフォームを利用し、遮熱シートと併用した住宅も経験があります。この断熱や遮熱の効果は、冬場には大きな力を発揮しますが、実は夏場の効果についてはなかなか難しいところがあります。というのは、暑さと涼しさというのは体感的な部分が大きく、単純に外が35度の時に部屋の中を30度くらいに抑えられたとしても、そこに風がなければ暑いんです。エアコン前提ならば違いますけどね。
その辺の検証をしたコラムがありますので、興味がありましたらごらんください。
陽だまりをつくる家 真夏の検証
建築と建築家と設計事務所と住宅と横浜と家族と・・・
シキナミカズヤ建築研究所
評価・お礼
からあげ天国 さん
冬,室内の暖かい空気を外に逃がさないように室内側に熱を反射ということですよね。遮熱シートは夏こそ本領発揮かと思っていただけに残念です。早々のご回答有り難うございました。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A