対象:住宅設計・構造
本田 明
工務店
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そのようなものでは、屋根の断熱にはなりません
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屋根の断熱には、断熱材が必要です。
ご質問のような商品は、基本的性能を満たすものというよりも、
補助的、又はどうしても厚みの必要な断熱材の使用が困難な場合に、
多少でも断熱効果が期待できるかな?
と考えて使うもののように思います。
一般的には、
◎断熱材を適正に施工すること。素材としては
・グラスウール(コストが安い)
・ポリスチレンフォーム(ボード状、外張り断熱に良く使われる)
・その他、ロックウール、セルロースファイバー、等
参考までに次世代省エネ基準による宮崎市(5地域)の天井断熱の仕様基準は、
グラスウール10Kで200mm、
ポリスチレンフォーム1種で160mmとなっています。
◎屋根裏の熱気を換気により排出すること。
◎直射日光を、窓の外側で遮断すること(よしず等)
などが建物の夏の暑さ対策となると思います。
夏の暑さ対策で最も費用がかからなくて、効果のあるものは
夏の夜の冷気を出来るだけ室内に取り込み、
建物全体を冷やすこと、
つまり、夜に窓を出来るだけ開放することです、特に熱気のこもりやすい2階の窓を。
防犯などとの兼ね合いもあるのですが、
少し開けてそれ以上あかない設定が、
最近はどのサッシにもありますので、それを利用すればいいのではないか
と思っています。
評価・お礼
からあげ天国 さん
早々のご回答有り難うございました。遮熱商品はそんなに普及しているものではないということはわかりました。
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