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対象:ペットの医療・健康

副腎皮質機能亢進症

2008/10/31 00:49
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副腎皮質機能亢進症の治療としては、内科的治療と外科的治療がありますが、どちらも結構大変です。つまり、ご指摘のように内科的治療では、高価な内服薬を長期投与しなければいけないし、手術による副腎摘出あとでは、副腎皮質ホルモンの投与を一生続けなければいけません。内服薬も副腎皮質を選択的に破壊する薬物(ミトタン)と副腎皮質ホルモンの合成を阻害する薬物(ケトコナゾール、トリロスタン)があります。外科手術も両側を摘出する方法、片側を残す方法がありますが、一長一短です。

当院で2頭の老犬(雑種、フレンチブル)がほぼ同時に副腎皮質機能亢進症になりました。ご家庭の事情から雑種犬は対処療法を、フレンチブルはトリロスタンの投与を実施しました。治療開始時に雑種犬は腹囲膨満と脱毛、フレンチブルはやはり腹囲膨満と副腎皮質機能亢進症特有の皮膚病がありました。
雑種犬は異常食欲のコントロールが難しかっただけで、たいして大事も起こらずに、約一年半生存しました。私達はもっと色々大変なことが起こり、もっと早く亡くなるだろうと予想していましたが、一年半そこそこ無事に生きて、ご家族はとても満足されていました。
フレンチブルはトリロスタン投与後、皮膚は順調に回復し、完全に元通りになりました。血糖もうまくコントロールされて平穏な生活をしていましたが、投与開始から5ヶ月目に、野良猫に引っかかれて、ショック状態になって急死してしまいました。

また、他院でミトタンを1年半投与したあと、副腎皮質が萎縮し、今度はアジソン病(副腎皮質機能低下症)になって、副腎皮質ホルモンの投与を受けていたワンちゃんが来院しました。アシドーシスがひどく2日後に死亡しました。人ではアジソン病になっても副腎皮質ホルモンの投与で普通の生活が出来ますが、ワンちゃんの場合はなかなか難しいようです。

いろいろ経験だけを書いてしまいましたが、アドバイスになりましたでしょうか?

評価・お礼

あみ32 さん

とても詳しく説明してくださり、どうもありがとうございました。すごくアドバイスになりました。ありがとうございます。

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この回答の相談

愛犬が

人生・ライフスタイル ペットの医療・健康 2008/10/30 15:49

副腎皮質機能亢進症にかかってしまったようです。治療費がかなり高いと言われました。現在家計の状況は、とても払える額ではありません。でも愛犬をそのままにしておくのも、辛くて見ていられません。
この場合どうしたら良い… [続きを読む]

あみ32さん (千葉県/22歳/女性)

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