対象:一般歯科・歯の治療
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だ液について
さらに検査や治療をご希望の場合には
口腔外科や大学病院の口腔乾燥症(ドライマウス)を専門とする科に
行かれると良いでしょう。
だ液分泌量が減る時の基礎知識をお伝えします。
こえださんが経験されているように、以下のような症状がでます。
1・抗菌力の低下 → むし歯や歯肉炎が起きやすい
2・そしゃく障害 → 口腔内が感想した感じ、食べ物を飲み込みにくい
3・発音障害 → 口腔粘膜がカサカサしてなめらかに発音できない
4・口腔内の痛み → 義歯を使用している時は特に痛みが出やすい
だ液分泌量が減少する主な原因は次の通りです。
1・リウマチ、シェーングレン症候群等の疾患 → 既に行ったように内科検査でチェック 2・だ液分泌を抑制する作用の薬を服用している → 常用薬の副作用有無チェック
3・加齢 → 年齢と共にだ液量は少なくなる
当院では、口腔乾燥症を歯科的な検査として
1・だ液量(安静だ液量、刺激だ液量)の測定
2・だ液の性状(ネバネバ、サラサラ)の判定
3・緩衝能(酸を中和する能力、むし歯のなりにくさ)
を調べます。
【だ液量を増やすには】
1・常用薬の副作用が疑われる時は、薬の変更を検討
2・キシリトール入りガム、タブレット等の服用
(砂糖入りガムはダメ、キシリトール入りは砂糖とは逆にむし歯の発生を減らす効果あり)
【口腔内症状を改善するには】
1・歯面、ポケット内細菌を減らし、口腔内を徹底的に清潔にする
セルフケアとして、ブラッシングやフロス等を使用し
プロフェッショナルケアとしてPMTCなどを行う。
2・人工だ液の使用(口腔外科やドライマウス科で処方)
【むし歯の発生を減らすには】
1・フッ化物(高濃度フッ化物)の塗布
2・フッ素入り歯磨剤の使用
3・砂糖摂取回数、時間を短く
4・キシリトール入りガム、タブレットの使用
ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。
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