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対象:一般歯科・歯の治療

だ液について

2008/10/29 13:29

さらに検査や治療をご希望の場合には
口腔外科や大学病院の口腔乾燥症(ドライマウス)を専門とする科に
行かれると良いでしょう。


だ液分泌量が減る時の基礎知識をお伝えします。
こえださんが経験されているように、以下のような症状がでます。

 1・抗菌力の低下 → むし歯や歯肉炎が起きやすい
 2・そしゃく障害 → 口腔内が感想した感じ、食べ物を飲み込みにくい
 3・発音障害   → 口腔粘膜がカサカサしてなめらかに発音できない
 4・口腔内の痛み → 義歯を使用している時は特に痛みが出やすい


だ液分泌量が減少する主な原因は次の通りです。

 1・リウマチ、シェーングレン症候群等の疾患  → 既に行ったように内科検査でチェック   2・だ液分泌を抑制する作用の薬を服用している → 常用薬の副作用有無チェック
 3・加齢                   → 年齢と共にだ液量は少なくなる



当院では、口腔乾燥症を歯科的な検査として

 1・だ液量(安静だ液量、刺激だ液量)の測定
 2・だ液の性状(ネバネバ、サラサラ)の判定
 3・緩衝能(酸を中和する能力、むし歯のなりにくさ)

を調べます。


【だ液量を増やすには】

 1・常用薬の副作用が疑われる時は、薬の変更を検討
 2・キシリトール入りガム、タブレット等の服用
   (砂糖入りガムはダメ、キシリトール入りは砂糖とは逆にむし歯の発生を減らす効果あり)


【口腔内症状を改善するには】

 1・歯面、ポケット内細菌を減らし、口腔内を徹底的に清潔にする
   セルフケアとして、ブラッシングやフロス等を使用し
   プロフェッショナルケアとしてPMTCなどを行う。

 2・人工だ液の使用(口腔外科やドライマウス科で処方)


【むし歯の発生を減らすには】

 1・フッ化物(高濃度フッ化物)の塗布
 2・フッ素入り歯磨剤の使用
 3・砂糖摂取回数、時間を短く
 4・キシリトール入りガム、タブレットの使用


ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。

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この回答の相談

唾液

心と体・医療健康 一般歯科・歯の治療 2008/10/28 13:43

唾液が2年位でなくなってから、フッ素を塗ってもらったり、治療してもすぐ虫歯になってしまって困っている。十数本は治療した。内科で血液検査もしてもらったが膠原病やシークレン症候群ではなかった。口の中がねばねばする。し… [続きを読む]

こえださん (福島県/41歳/女性)

このQ&Aの回答

ドライマウスについて 倉田 友宏(歯科医師) 2008/10/29 22:29

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