対象:年金・社会保険
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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保険会社が破綻してしまったら・・・
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cyuqoo様
ご質問をいただきましてありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャル・プランナーの釜口です。
よろしくお願いいたします。
これだけの株価暴落と円高によって、アメリカの金融不安が日本の金融機関にも影響を与える可能性が出てきました。
予定利率が高い時期の保険ですし
年金支払が終了するまで保険を据え置くのが得だとは思うのですが、
他社が破綻したり、A社の格付け情報等々をみますと
このまま契約を継続することにかなり不安を感じています。
⇒予定利率が高い時の契約ですから、「払済」という判断は正解なのですが、これだけ株価が下がり、円高になりますと、財務状況がよくない保険会社は怖いですよね。
破綻した場合、責任準備金の90%は保障されるとありますが、
これは解約返戻金の90%と同じ意味なのでしょうか?
⇒生命保険契約者保護機構が責任準備金の90%を補償しているのですが、予定利率までは補償していないのです。
*過去の破綻事例ではすべての保険会社で予定利率の引下げがありました。
予定利率が引き下げられると、年金額と解約返戻金額は下がります。
ただ破綻した会社によって、個人年金は引下げられなかった例や、「払済」した契約は引下げがなかった例もありますが、基本は予定利率は引き下げられると考えた方が妥当です。
生命保険契約者保護機構の役割や破綻スキームについては、過去の私のコラムをご参照下さい。
http://profile.allabout.co.jp/pf/bys-planning/column/detail/38688
不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
よろしくお願いいたします。
評価・お礼
cyuqoo さん
回答して下さりありがとうございました。
受け皿会社が現れても、予定利率は引き下げられるんですね・・・。
責任準備金&予定利率が引き下げられて
受取総額が約半分になるケースがあることを頭におきつつ、
どうするべきか良く考えてみようと思います。
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平成5年に契約したA生命の個人年金保険のことでお伺いします。
主契約・・・平成33年より年40万円の年金×10年(保険料3070円@60才払込み満了)
定期保険特約・・・死亡・高度障害 1000万円(… [続きを読む]
cyuqooさん (徳島県/46歳/女性)
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