対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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資産配分を再考されリバランスをお勧めします
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natsutake 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
1.基準価格が大幅に急落したものが10,000円に戻った例はあります。
但し、投信によっては、償還されたり、10,000円までは戻っていない例もあります。そして現時点で、どの投信が戻るかは判りません。
2現況の乱高下が多少落ち着きましたら、資産配分を検討されてリバランスされるようお勧めします。
様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
現在保有されている投信の資産配分は、購入された際の1万円と仮定して下記の通りです
日本債券 10万円 0.6%
日本株式 30万円 1.8%
日本リート 310万円 18.7%
外国債券 180万円 10.8%
外国株式 570万円 34.3&
外国リート 560万円 33.7%
合計額 1,660万円 99.9%(四捨五入による)
また新興国向けに200万円投資されています。この配分が当初から想定したものでしたら宜しいのですが、偶々であれば下記を参考としてください。
国内:海外は21.1%:77.9%であり、為替による影響が極めて大きな配分です。円安時は収益が上がりますが、いったん円高になると赤字になり、損失が出やすくなります。
リート比率が52.4%で過半を超えています。1資産クラスへの配分が加重と考えます。ゅ不動産の市況はご承知の通り結果としてバブルでしたので、痛手が大きかったものと拝察いたします)
投資された商品は、アクティブファンドのため、販売手数料、信託報酬が高く、保有されているポートフォリオは高コストになっています。
補足
私は、日ごろ、定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、日本債券(国債)、日本株式、外国債券、外国株式という5資産クラスへの投資配分をお勧めします。
そして、これらの資産への配分を変更することで、リスクとリターンのコントロールをお勧めしています。
例えば、5資産に均等配分した場合、期待リターンは3.5%、リスクは8.0%になり、年間の運用の68%が-4.5%〜+11.5%の範囲になります。95%に広げると-12.5%〜+19.5%に収まります。
リスクを抑えるには定期預金と日本国債の比率を上げ、収益を求めるには日本株式と外国株式への配分を高めることでコントロールします。
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
従いまして、資産配分の変更をご検討の上、インデックス・ファンドの購入をお勧めします
私のHPに信託報酬の安いインデックス・ファンドを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
なお、今月から投資信託評価システムを活用した、資産配分の勉強会を開催しています。宜しければご参加下さい。
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm
評価・お礼
natsutake さん
吉野様 回答ありがとうございました。
何も分からず購入し、色々な種類を保有していたので、分散して投資している物と思っていました。
早速、第三者のところで、診断してもらいます。ありがとうございました。
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この回答の相談
はじめまして。
下記の物(何の知識もないまま営業マンに勧められ・・)を持っています。
9月に入って証券会社の人と相談をしていましたが、
「時間はかかりますが、大丈夫」の言葉を信じ、この金額… [続きを読む]
natsutakeさん (茨城県/41歳/女性)
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