対象:労働問題・仕事の法律
奥村 朋子
経営コンサルタント
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最後にものを言うのは契約書
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ハンカチ☆さん、はじめまして。
アムシックの奥村と申します。
プラスになるか、マイナスになるか、最後にものを言うのは実は契約書なのですが、日本では特に雇用の場面では「契約」という行為が形式的な場合が多いようです。
おそらくは、ハンカチ☆さんの派遣元の会社との契約も、あまり詳細でも明確なものでもないことと思います。
さて、今回の件は、あなたの担当をしていた方は、自身が会社を変わるにあたり、お客さん(あなたの派遣先)と派遣スタッフ(あなた)を元の会社から引き抜いたことになりますね。
この方が、また会社を変わることもありそうですね。
あなたの派遣先とこの担当者さんの関係が密なのでしょうか・・・。
とすれば、今は、あなたが派遣先で仕事を続けるためには、この担当者さんについて行くしかないのかもしれませんが、一方で、あなたが契約しているのは、派遣元の会社であって、この担当者さんではないですよね。
> 条件は変わらず、派遣先も変わらず、契約上の問題も大丈夫!!
ご自身で契約書を隅から隅まで読まれたことはありますか?
契約の世界で生きていくのでしたら、今回を機会に、契約書を自分で読み、疑問があったら確認する習慣をつけることをお勧めします。
もし、担当者さんに不信を感じたら、派遣元とコンタクトを取るのも必要な手段だったと思います。そのような場合について、契約書か覚書に書かれていませんでしたか?
私の知人が、仲間と会社の経営を手伝っていましたが、信頼関係だけで行っていたため、契約書は一切交わしていませんでした。結果、彼は2千万円近いお金を諦めることになりました。
信頼関係は大切ですが、自身の将来に関わることをそれだけに頼るのは危険です。
何か有った時、ものを言うのは、結局は契約書等の書面になります。
(口約束も契約ですが、法的手段に訴える場合は、それを客観的に証明できることが鍵に)
ご参考になれば。
評価・お礼
ハンカチ☆ さん
返信ありがとうございました。
今回、会社をかわるにあたり、覚書を作ってもらいました。契約期間は2ヶ月で、その後は自動更新というかたちになるとのことです。自分もそうですが、派遣という契約は、派遣される本人がその内容を詳しく知っていないことがあります。ですから、担当者に任せきりにするのではなく、重要だと思うことは書面など「かたち」あるもので提示してもらうようにします。
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ハンカチ☆さん (愛知県/23歳/男性)
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