対象:労働問題・仕事の法律
決断の仕方とは?
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人材育成コンサルタントの小森康充といいます。
「派遣会社をA社からB社に変更され、すっきりしない」というポイントですね。
私が感じますのは、決断の仕方(ディシジョン メーキング)のポイントを明確にすることかと思います。
決断の仕方の原則
1)決断する事項に関する有益な情報をすべて集める。
大所高所に立って今回の決断をすることにより、何が変化するか?についてできるだけ多く情報を集めるということです。ここでの注意点は、人の話を鵜呑みにしないことです。
今回のケースでは、派遣会社A社、B社の情報、待遇面、将来性、等の情報を多く集めることです。
2)すべての情報を集めるまで決断はくださないこと。
人に薦められて、急いで決断をくだすことは良くありません。
人が薦めるということは、おそらくその人にとっては何らかのメリットがあるのでしょう。
ポイントは、そうではなく、あなたにとってメリットは何か?です。
十分な情報が集まるまではあわてて決断しないようにしましょう。
3)過去に事例を参考にして決断を下す。
先輩とかで過去の派遣会社を変更された例を集めることができれば、何故変更されたのか?
変更されたメリット、デメリットは何かを参考にする。
4)自分が正しいと思うことに照らし合わせて判断する。
あなたの価値観、将来の目標、等と照らし合わせて今回の派遣会社変更がどうなのか?
を判断しましょう。今回の派遣会社変更は、あなたの価値観としてどのように感じますか?
以上4つのポイントを明確にされると良い決断(ディシジョン)ができると思います。
今回「すっきりしない」とおっしゃっているのは、担当者の薦めに従った要素が大きくて、ご自身での判断、決断というものが、足りなかったのかもしれませんね。
以上決断のポイントを今後の参考にしてください。
感謝です!
評価・お礼
ハンカチ☆ さん
返信ありがとうございます。
今回の決断に至るまでの段階には、自分自身でも問題があったと思います。回答して頂いた「決断の仕方の原則」の4つのポイントをじっくり考慮することなく決断を下しました。その結果として、ご指摘の通り、すっきりしていない部分があると思います。「あーしておけばよかった」と思うこともあります。自分の未熟さも痛感しています。ただ、決断を下した以上、あと戻りはできません。これからプラスにするのも自分次第ですので、これからが大事だと今は思っています。
しかし、こうした決断は仕事だけでなく、生活の様々な面で起こり得ます。今回挙げて頂いたポイントはそうしたときに活用したいです。
アドバイスありがとうございました。
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私は派遣会社Aのスタッフとして、ある会社に派遣されています。しかし最近、私の担当者が派遣会社Aをやめ、新たに派遣会社Bに移ることになりました。それに伴い、私にも派遣会社Bに移って欲しいと言われま… [続きを読む]
ハンカチ☆さん (愛知県/23歳/男性)
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