対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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リスクに応じた商品とリスク・リターンについて
駄天使 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
手堅い方法の期待値により、商品が異なります。また投資信託の中も様々な種類に分かれていますから、手堅い商品かあります。
リスクの低いものから考えますと
0.もし、クレジット等でローンがあれば繰上げ返済が一番有利な資産運用です。
無リスクで利息分が収益と看做せる運用先です。
1.個人向け国債10年変動があります。
長期金利(10年国債の金利)から0.8%低い金利ですが、市場金利に連動しますからお勧めです。また、1年経つと換金が必要な場合には、前2回分の受取利息を返すだけで、元本が還ってくる優れた商品です。
2.普通預金より高い金利の商品として円のMMFがあります。これも公社債投資信託で投信の1種です。短期金融商品(CP、短期国債等)で運用しているため、元本割れ可能性の低い商品です。
実績利回りのため、下記にて運用会社毎の利回りを比較下さい。一番下に掲載されています。
http://markets.nikkei.co.jp/plan/ratelist.aspx
3.リスクをコントロールした分散投資をお勧めします。
様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
私は、日本債券、日本株式、外国債券、外国株式の4資産を対象とするとする、インデックス・ファンドの購入で駄天使様ご自身のバランスファンド作りをお勧めします。
例えば4資産に均等に配分すると単年度の運用成績の68%が-4.4%〜+13.0%の範囲に入り、対象幅を95%まで拡大すると、-13.1%〜+21.7%の範囲に入ります。ちなみに4資産を代表する指数で試算しますと、9月30日現在で過去1年間の収益率は-16.7%でした。
補足
リスクを低く抑えるには日本債券の比率を上げ、収益を求める場合は株式の比率を上げることで、リスク・リターンをコントロールします。
現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
従いまして、駄天使様のバランスファンドの中は4本のファンドで構成されます。
私のHPに信託報酬の低いインデックス・ファンドを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
今回、投資信託評価システムVTASを活用したアセットアロケーションの勉強会を随時開催しています。宜しければ、お申し越し下さい
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在300万円だけ投資信託をしていますが、このところの株価下落で落ち込んでいます。投資信託はこのままにして、将来に備え200万円までで別の運用を考えています。貯金は別に定期預金もしています。手堅い方法で割合有利な運用はありますか?
駄天使さん (東京都/37歳/女性)
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