対象:経営コンサルティング
長坂 有浩
経営コンサルタント
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競合と戦わずに独自路線でいきましょう
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頭を悩まされていることと思います。
確かに、昨今はスーパー銭湯等の大型公衆浴場に人が流れています。
その中で、町の銭湯が生き残り成長するためには、抜本的な工夫が必要かもしれません。
そもそも、人は昔、なぜ銭湯に来ていたのでしょうか。
今、人はなぜスーパー銭湯等に行くようになったのでしょうか。
それぞれの時代で何を求めているのでしょうか。
おそらく、今と昔では求めるものが違っているかと思います。
スーパー銭湯は楽しいのです。いろんな風呂があって、レストランがあって、休憩もできる。
子供も楽しいし大人も楽しい。いわゆる、「レジャー施設」です。
銭湯本来の目的である、「お風呂に入って体を洗うこと」は次の欲求かも。
一方で、今の時代で町の銭湯のよさは何でしょうか。
昔は家の風呂は狭いので、銭湯で広い風呂に入ってのんびりして、近所の人とお話して、上がってから牛乳飲んでというのが楽しみだったと思いますが、それはスーパー銭湯で満たされてしまいます。
「昔の銭湯」を徹底的に追求してみてはいかがでしょうか。
特に、ハード面を徹底的に。昭和の香りのする銭湯。
壁、棚、籠、レジ、そしてポスターまで。完全に昭和の匂いを復活させる。
アンティークショップを探し回って昭和のものを集めていく。
長くすんでいる近所の家には、結構年代物が残っていることがあります。それをいただいたり買い取る。
「アンティーク風」ではだめです。「匂い」が大切です。
人は匂いで時代を感じ取ります。昭和の匂いは昭和を生きたものでないと決してしません。
おじいちゃんの家に行ったときにする、あの「匂い」です。
日本の伝統文化を復活させるのです。
おじいちゃんおばあちゃん、ご両親の世代もきっとすごく懐かしむと思います。
これは人の懐古意識に訴える時代的な「テーマパーク」です。
ちょっとパワーがいるかもしれません。生き残る方法はあります。
評価・お礼
風呂屋 さん
アドバイスいただきありがとうございました。
人が減りつつある田舎にあっては
なかなか厳しい面もあるかもしれませが、
元々うちの銭湯が昭和から時間が止まったような空間ですので、
それを生かした生き残り方もありますね。
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