対象:住宅設計・構造
異種基礎となります。
はじめまして、浜田と申します。
この場合、異種基礎となり、不同沈下が起こる可能性が有ります。
一般に、杭基礎と表層改良(浅層混合処理工法)とでは、
支持地盤が違いますので、地震時や圧密時にはその挙動も変わってきます。
このようなケースは造成地では多々有りますので、
杭基礎を偏芯させた上で、基礎の補強をするか、
擁壁のベースに穴をあけて杭を貫通させる等の措置が
必要になります。
敷地調査をした際に、擁壁の底盤の大きさをある程度
予測しておく事が重要ではありますが・・・
住宅保証機構では、地盤保証は、住宅性能保証とは別となりますので、ご確認が必要です。
尚、現行の品格法、来年10月施行の住宅瑕疵担保履行法では地盤は保証外となりますので、
上記のように別となっている場合がほとんどです。
工務店さん、メーカーさん、設計士さんにご確認頂いた方が良いかと思います。
御参考になれば幸いです。
回答専門家
- 浜田 肇一
- ( 福井県 / 工務店 )
- 濱田建設株式会社 代表取締役専務
パッシブZEHで、エコで長期に快適に暮らせる住まいを
福井県・滋賀県近郊で、パッシブデザインのZEH住宅を手がける設計工務店です。時を経てライフスタイルが変化しても、各空間の用途を自在に変えられるのが大きな強み。自然エネルギーも最大限に活用し、低コストでエコな暮らしをサポートします。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
【背景】
新しく分譲された土地を購入し、スウェーデン式サウンディング試験により、7mほどの鋼管杭が39本の地盤改良工事が必要となりました。
いざ、地盤改良工事がはじまると、深さ60cmのところで、ヨウ… [続きを読む]
SPRING-AUTUMNさん (神奈川県/27歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A