対象:ペットの医療・健康
RE:甲状腺疾患から白内障に?
一般的に甲状腺疾患と白内障との関連は低いと思われます。また甲状腺機能低下症で処方される内服薬の副作用にも調べた限りそのような報告はないようです。
まず、かかりつけの動物病院で本当に白内障であるのかどうか診察を受けてください。白内障とよく似たものに核硬化症という疾患があります。核硬化症の場合には治療が必要ありません。また水晶体ではなく角膜が濁っていても同じように見えることがあります。この場合には脂質代謝の異常等がないか血液検査をすることもあります。
白内障と診断された場合、犬では糖尿病が原因で起こることもありますので、糖尿病ではないか血液検査をして確認する必要があります。
白内障の進行を止める治療は現在知られていませんが、進行を遅らせる可能性のある点眼薬は存在します。点眼薬にはグルタチオン製剤、ピレノキシン製剤等がありますが、適応となる状態・時期がありますので、獣医師とよく相談されてみてください。
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この回答の相談
9歳のイングリッシュスプリンガースパニエルです。
急に太りだし、血液検査をしました所、甲状腺ホルモンのバランスが崩れているとの事で投薬を開始しました所、急激に白内障が進みました。
これは副作用なんでしょうか?
また白内障の進行を遅らせる為に出来る事はありますでしょうか?
よろしくお願いします。
780kerryさん (兵庫県/42歳/女性)
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