対象:一般歯科・歯の治療
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山内 浩司
歯科医師
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歯肉の腫れ、その後いかがでしょうか?
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はじめまして、歯科医師の山内と申します。歯肉の腫れ、気になりますね。
そもそもブリッジの土台として頑張ってくれていた歯。力学的にも清掃性にも不利な設計において負担が多く重なっていたのでしょうね。しっかり繕ってあげて、早く元気にしてあげたい歯ですね。
ご担当医様は、根管治療と歯周外科処置まで施してくださったご様子。早く良い結果が現れるとよろしいですね。
根管治療の目的は、歯髄(歯の神経と呼ばれているもの)が通っていたパイプ状の隙間(歯髄腔)を清掃しなおし清潔にし、薬を充填する事で感染経路を封鎖することを目的とします。これは、根尖病巣などへの対処です。根内部のクラックなどはマイクロスコープなどで確認できます。
歯周外科処置は、不良歯肉の除去をし、組織の代謝活性を促します。また、減少してしまった歯槽骨を補う目的として豚骨由来の骨補填まで行なってくださったものと考えます。この際、今外側のクラックもある程度直接目視野で確認できた事でしょう。
ご担当医様は、この歯の保存に対して色々なアプローチを施してくださっていらっしゃいますね。今しばらく経過を観察頂くこともよろしいのかと感じました。もちろんQoo99さまもご納得のいくように説明をいただけるとよろしいですね。
インプラントなどと同様、骨補填材も身体の外来物です。外来物を体内に移植した際には、免疫抗体反応が働き、腫れや痛みが伴うことも珍しくありません。早く安心できるようになるとよろしいですね。
※写真は、失われた前歯の歯槽骨に、エムドゲインというタンパク質を貼付し、組織の再生修復を促した臨床写真です。術後は1年後位です。
評価・お礼
Qoo99 さん
ありがとうございます。
先生にサイド検査をお願いします。
ありがとうございます。
(現在のポイント:-pt)
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