対象:マッサージ・手技療法
手の動かし方によります
まず、手のひらに最も近い指の関節を第1関節。爪側の指の関節を第2関節とします。
指を伸ばす筋肉は、中節骨(第1関節と第2関節の間の骨)でも、第2関節の付近(手の甲側)に着いています。(そのため、指を曲げた状態から第1関節だけを伸ばすことは出来ないと思います)。
また、指を曲げる筋肉は、2種類あります。
・指を伸ばす筋肉の丁度反対で、手のひら側につく(第1関節だけを曲げる筋肉)
・末節骨(爪がある骨)の第2関節付近の手のひら側につく(第2関節だけを曲げる筋肉。ただし曲げられる人と曲げられない人が居ます。曲げられなくても普通で、訓練不足だと思ってください)
さて、本題ですが、中節骨の先端を爪側と考えた場合、指を曲げ伸ばしすると、骨折部位より前(爪)側の部分が取り残されて曲げ伸ばしすることになるかもしれません。するとズレてくる可能性があります。使い方次第ですが、何かを強く握り込む動作を行うと、ズレがでて、手術が必要になるかもしれません(これは手術を避けられた場合でも、握り込むことを避けさせてください)。
運動制限の一つになる可能性があります。子供によっては、単純に走る動作の時に、指を握り込むクセ?がある場合は、走る動作自体を制限、つまり参加自体が難しくなるかもしれません。
ここがクリアできれば、「私の子供なら」参加させます。この時、指全体をテーピングでさらに固定し、さらに中指と小指を含めて、全体的なテーピングをします。こうすると、指全体を曲げる事が出来ても、個別で曲げることが難しくなるためです。
友人・知人で、バレーボールをしていた人に、指の捻挫を防ぐ、あるいは捻挫したときのテーピングを聞いて下さい。
あくまで、最後のコメントは私見であることを念頭に置いてください。
ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 運営 事務局
- ( 東京都 / オペレーター )
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
こんにちは、
初めて質問させていただきます、よろしくお願いします。
私の12歳になる息子が、先日左手薬指を骨折いたしました。
整形外科の先生の説明を受けたところ(妻が)薬… [続きを読む]
ローーバーさん (静岡県/43歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A