対象:年金・社会保険
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澤田 勉
保険アドバイザー
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法人契約の生命保険
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- 4.0
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こんにちは。株式会社ライフィの澤田でございます。
目的は「毎月のコストの削減」でよろしいですか?
●経理処理
「簿価」の確認が必要です。
法人契約の生命保険は
1)資産計上(終身保険)と
2)損金計上(定期保険)に
分かれていると思います。
もし、この時点で解約すると経理処理上は、
保険積立金(簿価)600万円=現金預金400万円+雑損失200万円となります。
が、契約者貸付を受けていますので、プラス金利分が損金です。
現金の動きは、
本来400万円戻ってくるはずですが、金利+契約者貸付220万円が引かれ、
180万未満の入金となります。
●法人保険の場合、目的をきっちりと決める。
1)経営者の死亡リスクをヘッジする。
2)金融資産を構築する。
目的によって商品を選ぶ必要があります。
あと、とても重要なことは「法人税」です。
個人保険は「所得税を払って、受取ったお金から保険料を払います」が、
法人保険は「保険料を払って、経理処理をし、残ったお金から税金を払います」。
''順番が逆''になるのです。
そのため、保険会社は経理処理を考えて「法人保険の開発」を行っています。
●御社の財務状況や保険契約の状況は解りませんが、
わたしがれんれんさんの立場ならば、
・今の保険は解約しない・・・が、
定期保険部分は解約する。終身保険部分は払い済み保険に変更し、
契約者貸付を返済できる金額まで保険金の減額をします。
→以後、保険料の払い込みなし。貸付金は清算できる。
保険金はかなり小さくなるが、一生涯の最低保障と運用益が得られる。
・不足した必要保障額を穴埋めするため、10年の掛け捨て定期保険に加入する。
契約を変えることで損が出るはずですが、保険料を払い続けるよりも
損の軽減ができるはずです。
以上
ちなみに・・・・ライフィでは「個人保険」と「法人保険」と完全に切り分けをして
担当しております。必要な知識も提供する商品も全く異なるので。
評価・お礼
れんれん さん
詳しいかいとうありがとうございます。
もう一度考えて見ます。
ありがとうございました。
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この回答の相談
法人名義の3000万の単体終身があります。17年5月加入です。月がけ15万、現在の総支払い600万、解約金400万程です。しかし、契約貸付220万、保険料立替分90万、利息2.3万程あります。
そこで相談です。利息… [続きを読む]
れんれんさん (宮崎県/29歳/女性)
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