対象:人事労務・組織
代替措置は考えた方がよい
今まであった退職年金制度を単純に廃止すると言うことになると、やはり不利益変更問題に該当すると思います。このような制度改定を行う多くの場合では、何らかの代替措置を取ります。
401Kなどの新たな制度導入をしないと言うことであれば、最も多いのが退職年金相当分の前払い制度です。年金分のコストを今の人件費に上乗せして払っていくことで、社員にとって税金や社会保険料負担の面で若干の不利益はあったとしても、その大半は軽減されることになり、会社としても退職給付債務は膨らまないようになりますので、検討して見てはいかがかと思います。
回答専門家
- 小笠原 隆夫
- ( 東京都 / 経営コンサルタント )
- ユニティ・サポート 代表
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この回答の相談
弊社では、退職金制度と退職年金制度の二本立てになっていますが、今回の適格年金制度の廃止に伴い、適格年金(退職年金)の廃止を考えています。
これまでの積み立て分の加入員への分配は考えているものの、あ… [続きを読む]
たろうちゃんさん (東京都/38歳/男性)
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