基本的は影響はないと考えるべきです。

ダーティさん、はじめまして。
借金問題専門の司法書士法人リーガルハンズの樋口です。

こういったご質問は非常に多いですが、ローンが組める、組めないと
いうことについては、自己破産前も自己破産後も法的な決まりはあり
ません。

自己破産の結果決まるのは、借金を返す義務を免除するかどうかであり、
今後お金を借りられるかどうかは、貸す会社の話ですから、裁判所も
法律も制限も制約もしません。

本人ですらそうなのですから、配偶者や家族などにも法的な制限など
あるはずもなく、基本的に影響はないと考えるべきです。

ただし、ご質問にもあるブラックリストというのが、法律で記載が義務
付けられているものでも、その記載内容に従うことが義務付けられている
ものでもありませんし、逆にブラックリストの記載がなければ、金融機関
は必ず貸さなければならないなどというものでもありません。

そのため、例外的なことが起こることは現実的にありえます。
ブラックリストや法的手続き後の借り入れなどについては、このオール
アバウトでもコラムを掲載しておりますので、具体例などについては
関連性のある以下のコラムを参考にしていただければと思います。

「ブラックリストに載っても本当に困らないの?　その1からその4」
「借金整理後いつからまたローンが組めますか?　その1からその4」