ドッグフードに関して
国産だから粗悪品だというのは10年以上前の考え方ですね。
その獣医さんお年を召しているのでは?
国産でも、輸入品でも、いい物はいいし、粗悪品は粗悪品です。
どんなフードも酸化を100%防ぐことは不可能です。そして酸化は製造加工したその日から経過すればするほど進むものと言えます。
輸入のフードは多くは船便でやってきます。製造から店頭に並ぶまで2ヵ月をすでに経過していることも少なくありません。
その点国産だから安全!と短絡的に考えるのも問題です。
最近は製造年月日を明記せずに、賞味期限だけを記しているフードも少なくないからです。これではいつ作られているかを判断できません。
「豆乳とオカラで作ったというドライフード」がどういった物かがわからないので明確な意見は述べられませんが、おそらくナチュラル系のフードなのでしょう。
ただこれも、ナチュラル系だからと言っていいとは言えません。国産のナチュラル系のメーカーは小規模の物が多く、実は栄養素などに関する研究、分析やデータの蓄積などは、しっかりとした研究室を抱えている海外の大手の方が優れているとも言えるからです。
じゃーどうすればいいんだ!と、おしかりを受けそうですが、現状では「飼い主がいいと感じる物」「犬と相性がいい物」がいいので・・・と、その程度のことしかアドバイスできません。
過去のQ&A「ペットフードと手作り食、どっちがいいの?」も参考にしてください。
その中でも述べましたが、ちなみに我が家の歴代の長寿犬(全てお亡くなりになっていますが)は、21歳マルチーズ、18歳プードル、18歳プードル、18歳プードルです。
みんな食事は、仕事柄ペットフードメーカーからサンプルがたくさん送られてきますので、国産、輸入物問わずにそれ。時代時代でそれなりにいいと喧伝されていた、ドライフードを雑多に与えていました。
ご参考までに。
補足
補足します。
食べ物の影響は、短期的なものと長期的なものがあります。
短期的なものとは、お腹が緩くなるなど、すぐわかる変化として確認できます。
しかし、長期的なものとは長年の蓄積によって現れてきます。
与えて見て体調が良ければという判断基準は、短期的な影響が確認されるに過ぎません。
人間は同じ物を食べ続けません。
犬は同じ物を基本的には毎日食すことになります。
だからこそ、人間以上に長期的な影響が心配されるわけです。
ナチュラル系のフードや、手作り食が人気なのもそうした心配を飼い主さん達が感じ取っているからでしょう。
考えてみれば、サンプルをとっかえひっかえ与えられていた我が家の長寿犬たちは、結果的にこの蓄積による影響を少なくできていたということなのでしょう。
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この回答の相談
現在ポメラニアンを2頭飼っています。この子達に与える餌なのですが、かかりつけの獣医さんは、外国製のドライフードを薦めます。この獣医によると、国産のペットフードは品質が粗悪で、食べさせない方がいいと… [続きを読む]
べにつるさん (大阪府/54歳/男性)
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