対象:住宅設計・構造
横山 彰人
建築家
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二世帯住宅について
建築の可能性や工事金額は専門家の方が提示されていますので、ここでは別の視点から見てみたいと思います。
完全な縦割り二世帯住宅の場合は長所と欠点があります。
また4台の車を置くと言う事は面積的に17坪ほど取ってしまいます。そのほか自転車置き場等を考え、玄関までのアプローチを取り、建蔽率ギリギリの41.5坪の建物を建てると、残りの面積は20坪弱しかありません。
将来の家族構成やライフサイクルが変わった時、どう転用するのか初めに考えて配置を考えなければなりません。
当然草木を植える庭も必要でしょうから、庭の考え方も同じでしょう。
仮に一人になった時や、子供さんが結婚しお孫さんと一緒に住む事になった時の事を考えると、縦割りの完全二世帯住宅は、家族のコミニケーションや触れ合いが欠け、問題かと思います。
二世帯住宅は今現在の暮らしと同時に、将来の家族のあり方をも視野に入れた平面構成が必要です。
分からないところがあれば、事務所にお問い合わせ下さい。 横山彰人
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この回答の相談
土地83坪、建ぺい率50%の条件で完全縦割り二世帯住居を建てるのは可能でしょうか?尚、駐車場は四台分、
土地は角地で二面道路があります。道路との高低差は1m
弱です。それから、それから建ぺ… [続きを読む]
one pieceさん (福島県/33歳/男性)
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