対象:住宅設計・構造
購入者側の視点から
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こんにちは
見学会はワクワクしますよね。チェックしようとしたことが現地について忘れることのないよう、チェックシートをお持ちになられることをオススメいたします。
工務店側は困るというかもしれませんが、夜の室内環境も見せてもらい昼と夜の室温差を温度計で測るのも通に見られますw
設計側でなく購入者側の視点でのポイントとしては
**1.他の来場者も含め室内での会話の響き具合・届き具合を確認する
(通常の在来工法と高気密・高断熱工法では後者の方が響きやすく、具合が悪くなられる方がたまにいらっしゃいます)
**2.屋根裏・床下まで見せているか
(工事が雑な業者さんは、たまに屋根裏や床下に端材など置きっ放しで忘れるなんて例もあります。また、屋根裏・床下環境に力を入れている工務店は家作りに対してポリシーをもっている会社が多いです。)
**3.オープンハウスにおいて、持ち主(施主様)に対して配慮されているか
(オープンハウスは工務店にとって格好の宣伝の場になりますが、持ち主あってのオープンハウスです。家を傷つけないようスリッパや手袋などの配慮がされているかはポイント対象です)
**4.近隣の方に聞いてみる
(工事前に挨拶は来たか、工事中はどうだったかなど近隣の方にそれとなく聞いてみると工務店の隠れた姿勢が分かります)
**5.その場で契約を急ぐ営業マンはいないか
(住宅づくりは施主様と設計者・施工者の相性が大切です。じっくり付き合ってみて決められる方が多い中、契約を急ぐのはどうかと・・)
**6.見学者に分かりやすい説明ができているか
(設計・施工者側はなにかと専門用語を使ってしまいがちですが、素人に分かりやすい喩えや説明ができているかは重要です。契約後、交渉を進めていく上でも訳の分からぬことを言われないように)
簡単ですが、建物の品質のみならず業者をチェックするポイントを挙げてみました。
ご参考になれば幸いです。
やすらぎ介護福祉設計 斎藤
補足
月見草様
ご評価いただきありがとうございました。
実際その家に住んだら、どこに何を置くかというイメージをされながら見学すると使い勝手も見えてきます。
実りのある見学会になられるといいですね。
やすらぎ介護福祉設計 斎藤
評価・お礼
月見草 さん
チェックポイントありがとうございます。
そういえば「高気密・高断熱住宅は音が響く」と聞いたことがあります。
響き具合や屋根裏・床下など「メモして」参加することにいたします。
ありがとうございました。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
はじめまして。
近々、工務店の見学会に参加します。
木造で外断熱、床は無垢(1階チーク、2階ナラ)、丸太柱は桧と栗、内・外壁は塗り壁だそうです。
見学は初めてではありませんが、部屋数や広さ… [続きを読む]
月見草さん (千葉県/48歳/女性)
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