対象:住宅設計・構造
野平 史彦
建築家
2
24時間換気でOK!
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換気の考え方は一般に
1)換気回数による算定方法、
2)火気使用室における算定方法
3)収容人員数に基づく算定方法
の3つあり、大きなビルや特殊な建物については、2)、3)の検討が行われますが、
住宅については、居室はその床面積の1/20以上の開口が取れればよく、
締め切った状態をあえて想定する必要はありません。
24時間換気設備が義務付けられる以前は、別荘等の不使用期間のある家は
締め切った状態での期間が長いので、建物の耐久性に対して望ましいものではなかったのですが、
機械換気設備が義務付けられ、居室において0.5回/時の換気回数を求められていますので、
不在の時でも,冬期、窓を締め切っている時でも、換気は機能していますので、これでOKです。
(この時、薪ストーブは専用の給気口をつけた密閉型のものとして下さい、換気計算に影響しますので。)
確認申請においても、機械換気設備による0.5回/時以上の換気回数が算定されていれば、それでOKです。
評価・お礼
おかみ さん
窓を締めるから云々という条件は必須でない事が解り安心致しました。
ところで、設計士さんによって適用する計算式が変わってくるなんて不思議です。今回も結局確認申請がこの数値になっているのだからと押し切られました。前もって説明はなかったのですが。
施主側も事前によく勉強する事が必要ですね。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在栃木県那須町にて別荘を建てています。
設計士より、シックハウスでの必要換気量ではなく
V≧20Af/N での換気量が必要と言われました。
各部屋とも窓等の開口があるのですが、冬場は窓を開けないから換… [続きを読む]
おかみさん (栃木県/58歳/女性)
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