対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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資産配分とリバランスの考え方です
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wakaba 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
株式での投資の場合、利益確定せずに長期保有を目的にされる投資家と、利益を確定した後に他の株式を購入、又は次の安値を狙う投資家のどちらもいらっしゃいますが、投資信託での資産形成、購入と長期保有が基本です。
投資信託(インデックス・ファンド)での資産形成をお考えの場合、利益確定の考え方ではなく、資産バランスの修正・リバランスを行うことになります。
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例えば、1.当初の資産配分方針で購入⇒結果(配分方針から差が出ます)⇒資産配分方針の比率に戻す の繰り返し、又は2.当初の資産配分方針⇒結果⇒資産配分の見直し⇒新しい資産配分の比率に組み替える、になります。
例えば当初方針を変更せずにリバランスするパターン
当初購入 1年後 リバランスa リバランスb
日本債券 25% 30% 25%(5%分売却) (そのまま)
日本株式 25% 15% 25%(10%分購入) (日本債券と同額まで購入)
外国債券 25% 30% 25%(5%分売却) (そのまま)
外国株式 25% 25% 25%(そのまま) (外国債券と同額まで購入)
なお、リバランスは頻繁に行うのではなく、当初の方針との差が5%程度になった場合に行われることが望ましいと考えています(頻繁な売買はコストが高まります)
また、ある特定のテーマでアクティブ・ファンドを購入される場合は、そのテーマの目論見が外れた場合、そのテーマの優位性がなくなった際には売却が優先されます。
様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。そして現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
以上 参考になれば幸いです
評価・お礼
wakaba さん
具体例をあげていただき、とても分かりやすかったです。
ご回答ありがとうございました。
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この回答の相談
私は以前、ネット株をやっていましたが、近々積立で投資信託を始めるつもりです。
順序として、まずはキャッシュフローをもとに配分を計画し、
ポートフォリオを組むのだと理解してます。… [続きを読む]
wakabaさん (京都府/25歳/女性)
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