対象:ペットの医療・健康
ワンちゃんの避妊手術
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ワンちゃんの避妊手術の方法には、2種類あって、一つは卵巣だけとる卵巣摘出手術、もう一つは、卵巣と子宮を取る卵巣子宮全摘出手術です。現在、ヨーロッパでは一度も発情が来ていない(春期発動前)のワンちゃんは、卵巣だけとるのが主流です。アメリカはこれまで、全摘出手術をしていましたが、ここ2年ほどでヨーロッパの流れに沿うようになってきています。しかしながら、一度発情がきたワンちゃんでは、アメリカもヨーロッパの国々も全摘出が基本です。それは発情によって子宮頚管が開き、外界と通じたために、細菌の進入を許した可能性が残るためです。確かに卵巣を摘出した子宮は萎縮(死んでいません)しますが、そのワンちゃんが何か抵抗力が落ちる状態になった場合、これまで免疫力で抑え込んでいた細菌の繁殖に負けてしまう可能性が出てきます。
上手な先生がなさった場合、卵巣だけとるのも、全摘出手術も受けるストレスはさほど変わらないと思います。2度お腹を開けるより、1度で済むならそのほうがいいです。
4才でこれまで何度か発情を経験したワンちゃんなら、全摘出の方がいいように思いますが・・・。
評価・お礼
さおりママ さん
お忙しい所、いろいろ教えて頂きまして有難うございます。
お話を聞いて私的にも全摘出手術の方が良いと思うようになったのですが、かかりつけの先生の術式は卵巣のみなので、どういう風に伝えればいいのか(気を悪くされないよう)考えて、でも自分の意思ははっきりと伝えてみようと思います。
有難うございました。
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