上下関係、信頼関係
確かに、αシンドロームは古いとか、上下関係は作らなくても良い、と言う説があります。
でも、その古いと言われている解釈をすべて否定することには、私は反対です。
と言うのも、ワンちゃんの性格は様々ですから、中には「上下関係などは、ほとんど気にしていないな」
と思うようなワンちゃんもいれば、「上下関係の中で生きているな」と思うようなワンちゃんもいると、私は感じています。
ですから、「遊びの主導権」や「扉の出入り」が非常に効果のあるワンちゃんもいれば、効果のないワンちゃんもいる訳です。
その性格に合わせた方法を選択する事が重要ですから、「古い」「新しい」と分ける必要もないと
考えています。
ジェントルリーダーやマズルコントロールも、経験上効果はありますが、恐らく方法論ではないでしょうか。
あたかも自分(人間)が強いと言わんばかりに、力任せに強引にマズルを掴む、という方法は
古いというよりも、理にかなっていないと言った方が適していると思います。
しかし、マズルをおさえても嫌がらない、と言う事には意味があると考えています。
回答専門家
- 小川 真也
- ( 東京都 / しつけインストラクター )
- ワタナベ・ドッグ・トレーニング
小型犬から超大型犬、パピーから成犬まで対応しています。
「楽しい愛犬とのライフスタイルを、飼い主さんと一緒に構築していく」をモットーに活動しています。犬の個々の性格に合わせた訓練法で、飼い主さんと愛犬とが理想の関係に近づけるように訓練し、アドバイスさせて頂きます。
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この回答の相談
αシンドロームが古い考えというのは聞いたことがありますが、それは犬が飼い主より優位に立とうとする事がない、ということでしょうか?以前は頼れる飼い主になるために肩より上で抱っこしてはいけないとか、遊… [続きを読む]
ああこさん (宮城県/37歳/女性)
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