対象:人材育成
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会社の目標と戦略によります
人材育成コンサルタントの小森康充です。
マネジメントの重要な第1ステップは、
「会社の目標と戦略を決定し、組織全員に伝える」ことです。
そして第2ステップで、その目標と戦略を効率的に達成するための組織つくりを実施します。人材育成、組織力強化は、この第2ステップに入ります。
よって目標達成(例えば年間売上目標30億円)のためには、管理職、中堅、新人の人数、スキルレベル、過去の売上貢献度合いを分析します。
そして今年の会社の戦略、方向性をみた中でどの階層のトレーニングに重点をおき、それによってビジネス成果をどのように目標設定するか?が重要となります。
私は、ビジョナリーカンパニーといわれる超優良企業で営業本部のトレーニングの戦略、立案にかかわりました。
トレーニングをビジネス成果に結びつけた例として、新製品のテスト導入エリアへの新入社員派遣があります。
30名の営業新入社員の6ケ月研修プログラムに毎月1回特定エリアでの販売活動を入れます。
トレーナーが、新製品のプレゼン、得意先の訪問の仕方、受注の取り方等を2日の研修で教え込み、その次の日から集中して営業活動に出すのです。
夕方会社に集合して、当日の売上成績、質問、うまくいったポイント、いかなかったポイント等をレビューします。
30名が一斉に特定エリアを3日間カバーするとかなりの戦力になります。
1日1名 10件の得意先を訪問するとして、30名X10件X3日=900件のカバレッジ(訪問店数)になります。
既存の営業パーソンの訪問しない店を集中訪問しますので、とれた売上は、プラスの売上です。
以上は、新入社員教育と新製品の売上アップを組み合わせた実践的なトレーニングプランです。
このような戦略プランニングをするのでしたら、新入社員教育を優先順位No1にもってくるのも1つの手法です。
何かありましたら遠慮なくご質問ください。小森康充
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この回答の相談
企業を発展させていくにあたり、人材育成にも今後は積極的に投資が必要だと考えています。その際、管理職、中堅社員、あるいは新人のいずれの育成を優先して強化していくことが望ましいのでしょうか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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