扶養の要件を整理して比較してみましょう。

はじめまして　みぃこて様　FPの山宮と申します。

**まず扶養の要件を確認しましょう。

''税扶養''では
給与収入の場合は1月から12月までの支給額で103万以内であれば
ご主人の扶養に入れます。いずれにしてもみぃこて様の場合は来年
1月以降で検討する形ですね。
なお、失業給付は非課税になります。

''健康保険の扶養''では
収入が130万未満(申請時点から将来に向けた扶養で判断されます)
失業給付受給中は基本手当日額が3611円を超えるので扶養に入れない
と言われた形になります。

**次に社会保険料の確認をしましょう。
ご主人の健康保険の扶養に入れない期間は、国民健康保険と国民
年金に加入する必要があります。
国民年金保険料は1ヶ月14,410円
国民健康保険料は前年の収入基づく部分(所得割)と世帯毎の一定
額の部分(均等割)の合計となり市町村の役所で決定されます。

**ご主人の会社で扶養手当が出るのか確認しましょう。
扶養手当が出る条件(収入要件等)も確認しましょう

以上をもとに比較してみてください。

まだお若いので、今後のスキルアップを考えると職業訓練校に行って
スキルを身につけた上で、年収が120万〜130万未満のパート的な仕事に
就かれるのが良いと思います。
この場合は、ご主人の扶養に入れる時期は、失業手当受給終了後になり、
入れる扶養は健康保険の扶養だけになります。
ただし、国民年金はご主人の会社で第3号被保険者(サラリーマンの妻)
の手続きをしてくれますので、国民年金保険料は不要となります。

なお、比較の例ですが、例えばご主人の会社の扶養手当が非常に良くて
2万円で手当支給条件103万以下として、103万で働いたら

実質103万+24万(扶養手当2万×12ヶ月)=127万
となり、ご主人の税金もみぃこて様を扶養に入れた分安くなります。

この場合はみぃこて様が給与120万〜130万未満で働くのに近い形に
なるとも言えますね。