対象:投資相談
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損して得取れ!運用では大切です。
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はじめまして、FPの岩川です。
検討中の外貨は、「運用資金」と考えていらっしゃるようですが、
直近の為替相場が、将来の資産形成に大きく影響することは少ないと思います。
ドルで保有し、
思惑通りに円安になるかもしれませんが、円高になってしまうかもしれません。
円安か円高かによって、結果が大きく左右されます。
仮に円安にならなければ、運用期間をただ無駄にする可能性も十分あります。(運用機会の損失)
当初から、債券や株式で保有していれば、金利や配当金等により、為替以上の収益が得られる可能性もあります。
結局、短期的のあいまいな「予測」に頼ることになりますので注意です。
また、日本国内に送金し、外貨預金や外貨MMFをした場合は、通貨を保有するわけでなく、短期の外国債券を保有することと同様です。
つまり、長期投資であれば、短期債券で運用する、外貨預金や外貨MMFを保有するのであれば、当初から長期債券で運用する海外債券ファンドを保有すれば、時間の経過とともに、収益が得られ、たとえ為替が逆方向に動いても、それ以上の収益が期待できます。
まずは、そのお金を「いつ頃」、「何処(の国)で」、「どのように」使うのか。
を考えると、円に直すべきか、外貨にすべきか判断できます。
例えば、
● 日本での老後資金が目的
この場合、直近の為替に関係なく、長期投資の計画を立て、その計画に基づいて、手段(商品)を選択します。
● 海外リタイアの資金
日本に持ち込まず、海外口座で長期運用。
●一部を将来の旅行の小遣いにしたい
一部を海外に残し、あとは日本で運用する。
補足
日本国内でも、外貨で購入できる金融商品(投資信託や債券)などがありますので、一旦外貨のままで送金し、長期投資の計画にそって、商品を購入したら良いと思います。
目先の為替相場や目先の為替手数料に損がないように、資産形成の計画を立てるのでなく、
資産形成の計画に基づいて、手段(商品)を選択しましょう。
計画を優先することで、目先の為替手数料を支払うことになっても、長期的に有利であれば、「損しても得を取る」方がよろしいかと思います。
何事も、出口(目的)に沿って、考えましょう。
不明なことがあれば、気軽にご質問下さい。
評価・お礼
コブラ さん
非常に参考になるアドバイス、有難うございます。小生、投資の目的を明確に持っておりません(単純に多く増やしたいだけ。預金利率が低い今、投資すべきとの選択です)ので、まずは資産形成の計画を立てねばと思います。
最終的な使い道は、日本国内での消費(小遣い・旅行の足し・老後資金など)です。従って、最終目的での貨幣は日本円です。海外でのリタイヤなどは一切考えていませんし、海外へは仕事こそあれ、旅行も考えていません。現在は「損しても得を取る」精神で、「長期運用」を考えております。
なお、住宅購入資金や子供の教育資金については、本件と別の資金運用を計画しております。
本件(外貨保有)、日本国内に一旦持ち込んでから、国内外の株や債券などで運用したいと思っていますから、あとは外貨での運用か、もしくは一旦円に換金、円貨を運用するかだと思います。
上記について、再度自分でじっくりと考えてみたいと思います。有難うございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
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