ネット経由での情報収集は立派なスキル

これからの時代、必要な情報をインターネット経由で収集し、パソコンで自分なりに加工し、まとめる能力は、どんな仕事にも必ず活きるスキルです。

「そんなの''グーグル''でキーワード検索するだけでしょ?」

と感じるかもしれませんが、キーワードの選び方、区切り方だけでも、得られる情報の質や収集するまでの時間が大幅に違ってきます。ほかにも類似した情報を繰り返し探す手間を省く方法や、すでに集めた情報を再利用できる方法を身につけることが大切です。

つまり''漠然とネット検索していても能力はアップしない''ということです。

現在のお仕事が「企画・制作系の業務」ということであれば、日々の業務で資料作成の必要があり、その情報をネット上で探すケースがあるはずです。

そんなとき「10分なら10分」と調べる時間を制限して、集中して探す練習を繰り返すのです。時間をかければできるのが当たり前で、いかに短時間で一定レベル以上の情報を集められるかが「スキル」となります。

いつも情報収集に使うサイトがあれば「お気に入り」登録はもちろん、使いやすいように整理したり、最新の状態に更新することで、自分だけの''ネット情報源''ができます。

さらにパソコンやインナーネットを効率的に仕事で使える便利なツールやサービスがたくさんあるので、積極的に導入したいところです。

書店に行けば、ネット検索や情報収集に関する参考書はたくさん並んでいるので、何冊か手にとって、自分の肌に合いそうなものを買ってきて、仕事の実践で使ってみるといいでしょう。

情報を扱う能力が付いてくれば、どんな仕事についてもすぐに情報武装できるはずです。現在、どんなキャリアを目指すのかハッキリしないなら、まずは現在の業務の中で、ネット経由で情報収集する腕を磨くのが早道でしょう。