対象:リフォーム・増改築
深澤 熙之
建築プロデューサー
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調湿効果のあるリフォームにおいて
おはようございます。GOROTA様
はじめまして、外断熱リフォームを専門にしています。昭和アルミグループの深澤煕之です。
先の先生がおっしゃっているように珪藻土(けいそうど)や漆喰は調湿効果には優れた効果があり、エコリフォームのブームでよく知られるようになってきました。
ですが、珪藻土だからすべて良いという風潮もあり、経験がないのに珪藻土の成分が多いから言ってうちの珪藻土の成分が何%以上あるから良いと案内している専門家もおり、珪藻土事態は固まる成分で無い為、珪藻土に消石灰や白セメントなどの固化材を配合しないと施工ができません。
ですので、珪藻土の成分の含有率というデーターだけで、経験も実績もないのに含有率が高いので優れていると言っている専門家や評論家も多いのは事実で、他の固化剤との配合率も重要になってきます。
私も珪藻土の施工のし方によっては珪藻土でないとでない風合いがあり、その部分においては大変好きと思う一人なのですが、珪藻土の施工においてはいまだに勉強中です。
調湿効果に優れているからと言って安易に考えず、珪藻土において、長年においての経験と実績のある専門の方に相談をされたほうが良いです。
また、漆喰においては珪藻土よりも歴史があり、効果的に漆喰のほうが優れている面もありますが、デメリットとして汚れがつきやすい、ひびが入りやすいという欠点もあり、漆喰を選択する場合はそういう欠点も含めて、調湿効果の優れている面を優先させるかと判断をされたほうが良いです。
漆喰は昔からひびが入りやすいという欠点がありましたので、繊維などを配合してひびを入りにくくする方法もありますので、漆喰は調湿効果は抜群に良いが、ひびが入りやすいから駄目と安易に評価する人もいますが、どんなものにも利点、欠点はあります。
補足
重要な事はやはり工事の方法です。ですので長年の経験と実績のある専門に相談され、机上だけで判断する方や人から聞いた話だけでアドバイスをする人が多いので、どの会社が専門的な経験や実績があるのか?見定めてから相談をされて、ご判断をされたほうが良いです。
また、今までの反射率を利用した遮熱塗料とは全く考え方の違う成分でできている、結露やシックハウスを改善できる断熱塗料も最近出てきましたので、そういう塗料もあるという事で選択肢の一つに入れられたら良いかと存じます。
補足:内装材の壁材として通湿性のあるボードや石膏ボードで結露を防止するという壁材もありますが、カビが発生し、繁殖してしまう製品も多いのでご注意をして下さい。
参考に下記に参考サイトを列記しましたのでお気軽にご覧を下さい。
昭和アルミ公式ブログサイト
昭和アルミインターナショナル株式会社外壁リフォームドットJP
(現在のポイント:-pt)
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