対象:住宅設計・構造
横山 彰人
建築家
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天窓 の効用は明るさばかりかりではありません
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ご質問のような敷地に建つ家であれば、私は迷うことなく天窓を取り入れるでしょう。
天窓に使われるガラスは、熱線吸収、二重ガラスなどいろいろありますし、ブラインドや布製などでもかなりの部分で夏の暑さをコントロールできるはずです。
優先順位はリビングルームに、一年中太陽の光が入る状態を確保する事でしょう。
天窓 (トップライト) は明るさばかりではなく、工夫によって空間に拡がりと豊かさを与えてくれます。 敷地の両側に家が建つなら、なおさら必要だと思います。
2階のリビングへ光が入っても、1階の部屋への光はどうでしょうか。
新築工事なのですから、1階の部屋へも光を入れることを、あきらめないでほしいものです。
どんな「間取り」なのか分かりませんが、天窓、ルーフバルコニー、吹き抜け、中庭、ライトコート、などを検討しながら、1階にも光が入りかつ、潤いや豊かさを感じられるように工夫できるのではないでしょうか。
分からないところがあれば、事務所にご連絡ください。 横山彰人
評価・お礼
クゥー さん
ズバリとした回答を頂きありがとうございます。
明るいリビングを目指していろいろ勉強したいと思います。
(現在のポイント:6pt)
この回答の相談
天窓をつけるかどうかで悩んでいます。
3階建てで2階がLDKになる予定です。東向きの家で間口が2間半奥行きが13000程の東西に細長い家で、北は70センチ程の間隔をあけ同じ… [続きを読む]
クゥーさん (大阪府/41歳/女性)
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