指の動きをよくしたいについて

どりーん　さんへ

ご質問頂きありがとうございました。

2年前稽古中に小指を骨折して、それも外傷性の骨折をしたにもかかわらずテーピング程度で処理されたということですが、医療者としては理解に苦しみます。
実は私もアメリカ留学中、テコンドーの稽古中に相手に蹴られて人差し指を骨折しました。幸いなことに外傷性ではありませんでしたが、かなり転位していたため自力で整復し包帯で固定したことを覚えています。
ただし、私の場合は柔道整復師の免許を持っていましたので、処置をきちんとしたお陰でわずかな変位で回復しました。もちろん後遺症はありません。

どりーんさんの場合は医療の専門家ではないので、骨折支位のまま固定したせいで後遺症を残したようです。くっついてしまった骨折部は元へは戻りません。
特に関節機能障害（運動制限）を持ったものが、何年も経ってから治療を施しても回復は難しいのではないかと思います。

通常、カイロプラクティックでは、隣接する関節などにアプローチしてリハビリ的な方法で動きをつけるだけだと思います。
はっきり言って、関節がある程度動き支障がないよう持っていくには、かなりの期間を要すると思います。
それでも治療をしないより治療した方が今後のことを考えるとよろしいのではないでしょうか。
ただ、骨折について理解のあるカイロプラクティックの先生に診てもらうことが大切です。

以上、ご質問に対する回答といたします。