対象:ペットの医療・健康
騒音怖がる
特定の物事に対し恐怖を感じ反応することは正常な行動です。
多くは不快な刺激として経験してきているものか、未経験の物事に対しての警戒心の表れです。
情報が少ないので、的確なアドバイスと言うよりは問題解決の方向性を見つけるための事としてお伝えしたいと思います。
1.犬の様子をよく観察して下さい。音に対しての反応レベルをみます。
機械音、環境音、バイクや車音、人や動物が出す音など、全ての音に対して震えて動けないのか、そこまでの反応はしない音があるのか、恐怖を感じている時の犬の様子を意識して観察してみましょう。
恐怖反応には攻撃、逃走、パニック、不動化、過呼吸、流涎などがあります。
2.その時の状況を考えてみてください。
一緒にいた人は誰か、広い場所、狭い場所、天気、時間帯など思いつく限りの状況を検証してみます。
3.飼主のどんな対応をしていたか。
飼主の反応というのは考えている以上に大きく関係しています。
可哀想だと思うあまりに飼主自身が同様に反応して犬の不安をあおるような結果となってしまうこともあります。犬は敏感に飼主の感情に反応しますから飼主は落ち着いた態度でいることが大切です。
犬を安心させるためにも大丈夫!ということを態度で示してあげましょう。
(続きます)
補足
(続きです)
これらの情報をもとに恐怖の原因を探り、比較的反応の低い刺激から徐々に慣らしながら恐怖心を克服し、恐怖なっている刺激自体が犬にとって受け入れやすいものとなるような関連付けのプログラムを実行していきます。
簡単なトレーニングを合わせて行うことも自信回復には効果的です。
ただし、過剰な恐怖反応を示す場合では、恐怖症や不安症と分類され行動治療の対象となります。安易な対応でかえって問題を悪化させてしまう可能性もあるのです。
同居犬の他界が原因と思われるとはいえ、以前出来ていたことが出来なくなっている現状を考慮すると慎重に対応していかなければならないでしょう。
可能であれば実際の犬の様子みて、その反応にあわせた指導を専門家に受けられることをお勧め致します。当然、上記のような状況の把握は相談されるうえで重要な情報となります。その際には伝えるようにしましょう。
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