対象:経営コンサルティング
工藤 英一
経営コンサルタント
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経営理念やビジョンは無いと困るもの、料理の「塩」みたいなもの
理念、ビジョンは必要です。
代表の方がしっかりしていて、一定の価値観や見方で迷った時に判断を下しているときはいりませんが、社員の方が自分で判断しなければならなくなったり、代表の方が投資するときなど迷う時には、ないと困るものです。
1.理念とは、
「会社は何のために存在するのか、経営を、どんな目的でどんな風に行うのか」ということを書いたものです。
いろいろな意味が含まれています。
そこで、分かりやすくするために、内容を細分化してみます。
すると、理念は、ミッション、ビジョン、バリュー、それに行動規範というものに分けることができると思います。
・ミッションとは、社会における役割・存在意義
・ビジョンとは、3年後に目指す姿
・価値観(バリュー)とは、経営陣、従業員全員が共有し大切にする考え方
・行動規範とは、経営陣・従業員全員が日常取るべき行動
となります。
余計にややこしくなってしまったようですが、、、。
2.「地域に愛さるサービスを提供していく事」をがむしゃらにやられてきた
ということですが、ここからミッション、ビジョン、バリュー、それに行動規範が出ると思います。
・地域で愛されるには、どのような役割を担えばいいのか?
・地域で愛されていき、3年後にはどのようにどんなに愛されているのか?
・「地域で愛されることの大切さ、なぜ、地域で愛されたいのか?」ということを皆で考えて共有する
・上記3つのために、経営陣・従業員全員は日頃からどのようにふるまうべきなのか?
ということを考え、話し合い、共有化し、明文化すれば良いと思います。
3.管理職が本当に見れる部下の数は、10人が限界と言われています。
多分、boriさんが、このことを気にしだしたのは、限界やお客様に対する姿勢の不揃いなどを感じてきたからではないでしょうか。
時間はかかるし、隠れていた問題を引き出してしまうことにもなりかねませんが、社員を増やしていきながら「地域に愛される会社」を作り上げていくには、避けては通れない道だと思います。
by Qualia-Partners(工藤英一)
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10名ほどのスタッフと一緒に、パソコン教室を事業の中心とした、IT困りごと解決の会社を経営している者です。設立から5年間、地域に密着しながら活動をし、それなりに安定をした… [続きを読む]
boriさん (神奈川県/36歳/男性)
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