対象:人材採用
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藤島 淑子
経営コンサルタント
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社員の視点や思考を解放してあげてください
このような組織形態の場合、たとえば、
・目の前のお客さんの個別の要望に全て応えたい営業
・品質や斬新さなど、自分達のこだわりを大事にしたい企画
・コンセプトの一貫性や社内標準を重視したいマーケ
など、もともと利害や考え方が対立しやすい状況ではありますね。
それを理解し、会社として、常に一貫して、くどいくらいに、
チームワークの大切さをメッセージとして発信していくのが第一歩だと
思います。
たとえば評価制度は、部門最適を助長するような指標になって
しまっていないでしょうか?
チームワークに関する取り組みが、高く評価されるような
仕組みになっていますか?
また、社長や上司のマネジメントや日々の言動が、部門間対立の
引き金になってしまっていないでしょうか?
このような部門間対立の背景には、会社や上司からのメッセージが
大きく影響していることが多々ありますので、まずは制度やマネジメント
を見直してみることをお勧めします。
その上で、どうやってメンバーの意識を変えていくか、ということですが、
私がよく研修やワークショップで行っているのは、
「視点を思いっきり切り替えてみる」というセッションです。
今回のような状況が発生している組織でよく起こっているのは、
社員全員が極端に内向き、短期的な視点になっているということです。
そのような視点や思考を一度開放し、お客様の視点で自分達の業務を捉えてみる、
あるいは、経営者の視点で自分達の組織を捉えてみる、など、
普段の自分達の業務では使わないような頭の使い方をして、新しい視点で
自分達を俯瞰してみる、という経験をしてもらっています。
まずは、自分達の日々の業務や様々な制約は棚に上げて、部門横断的なメンバー
であるべき姿について考えてみる、というのがポイントです。
なかなかこの場で、限られた文字数でお伝えするのが難しいのですが、
まずは、部門横断的なメンバーが集まる場を設けることをお勧めします。
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