対象:住宅設計・構造
横山 彰人
建築家
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家づくりの最初のスタート
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二世帯住宅に限らず、まず初めにやるべきことは、家族がどんな暮らしをしたいかという、暮らしのイメージを持つ事だと思います。
そのことを家族と考える前に展示場へ行けば、ハウスメーカーのたくさんの営業の人が押しかけ、ほんとうの家族の想いや気持ちが反映される前に家づくりがスタートし、後悔するケースが多いのです。
二世帯住宅は単世帯以上に家族構成やライフサイクルが多様ですから、ひとつの敷地にプライバシーを守りながらどんな家族空間を作っていくか、家族で考えることは多く、そして深いはずです。
また二世帯住宅の場合、子世帯に子供が生まれたり、将来のライフサイクルの変化にどう配慮していくかも、最初のプランニングから考えていかなければなりません。
土地面積が48坪で建蔽率50%であれば良好な住宅地だと想像できますし、完全分離型も十分可能でしょう。
家づくりの最初のスタートは、家族が暮らしのイメージを持つ事だと申し上げましたが、外へのアクションとしては、二世帯家族の話を十分に聞き取り、しっかりした家族像をつかみ提案してくれる、理解し合える 建築家 をさがすことだと思います。
評価・お礼
たかくんH さん
ご返信ありがとうございました。
皆さんが言われていますとおり、特に二世帯住宅は「話すこと」が重要なのですね。
あやうくこの前の3連休で展示場に行くところでした。まず、よく話し合ってみます。
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この回答の相談
両親と祖母、弟(30歳)が住んでいる実家を二世帯住宅に建て直すことを考えています。新居に住むのは、その4人と私と妻の6人です。土地は48坪。建ぺい率50%、容積率100%です。希望は完全分離です。
まず可能でしょうか?
可能な場合、何から始めればよいのでしょうか?展示場巡りからでしょうか?
たかくんHさん (東京都/31歳/男性)
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