対象:お金と資産の運用
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現実的に考える。
はじめまして、FPの岩川です。
いくら悩んでも、現時点で適切な回答は残念ながらありません。
本などに書かれていることは、想定の世界です。
将来のことなので、可能性はゼロではありませんが、もっと現実的に詳細を考えてみましょう。
では、仮に海外口座を開けて、資産の一部を移転させ、ユーロやドル、ポンドなどを分散保有したとします。
日本で金融封鎖が実行されます。
海外口座の資産は、その影響を受けないとしても、日本での生活をメインにしている人は、海外移転をしたそのお金を、いつ?どこで?どのように使うことができるか、考えたことはありますか?
よく、国内の情勢が落ち着くまで、しばらくの間、海外で生活できるメリットがあるといいますが、そんなときに、本当に海外逃避ができるのか。
金融封鎖された直後に
航空券は買えるのか?
その通貨は何を使うのか?
そもそも海外逃避が許されるのか?
クレジットカードが使えるのか?
海外の資産を引き出しできるのか?
などなど、なってみないと、全くわからないということです。
金融封鎖から、完璧に回避するには、すべての資産とともに、自分自身も海外移住することになります。
もともと、海外リタイアなどを検討していれば、別ですが、
起こるかどうか分からないことを目的に、そのような準備をすることは非現実的です。
あいまいなな話に支配されるのは、少しおかしな気がします。
今後も日本で暮らすことが前提であれば、優先順位は、やはり、今後のライフプランに合わせて、資産形成プランを立てる事になります。
その次に心配であれば、一部を海外銀行で、通貨保有をすればよいのではないでしょうか?
私も海外口座をいくつか持っていますが、これが完璧な手段であると思ったことはありませんし、そもそも金融封鎖の備えと思っていません。
あまり参考にならなかったかも知れませんが、
「なって見ないとわからない」と言うのは本当のことです。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
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この回答の相談
30代の会社員(正社員)です。
ハイパーインフレや預金封鎖について、今後そのようなことが起きる可能性はどれぐらいあるのか、専門家の意見をお伺いしたいです。
自分なりに本を読んだりネッ… [続きを読む]
solanaさん (静岡県/34歳/女性)
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