対象:お金と資産の運用
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運用できる期間に区別して管理
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はじめまして、FPの岩川です。
資産は、運用できる期間に区別して管理することが基本です。
2年以内使うお金・・・定期やMMF
3〜5年程度であれば・・・債券や債券中心のファンド
10年以上使わないお金・・・債券や株式でポートフォリオ運用。
海外口座は、駐在時に使用していた口座でしょうか?
将来も、日本での生活を基本とすれば、日本に戻しても良いでしょうが、折角、海外口座をお持ちであれば、一部でも、そのまま預金しても良いのではないでしょうか。
金利も高いですし。
それから、長期投資をお考えであれば、外貨MMFは、資産運用には、あまり役に立たない商品です。(一時的に預けて置くのであればよいですが。)
同じリスクなら、リターンの高い商品
同じリターンなら、リスクの低い商品と絞り込むと
外貨MMFは、選択肢から外れることが少なくありません。
仮に5年以上長期寝かせる事が可能な資金であれば、
ユーロMMFを購入するよりも、「ユーロ圏の5年国債」や「償還が5年以上の債券を
組み入れた海外債券ファンド」の方が、リターンは良くなると考えられます。
つまり、運用期間を決定するだけで、
同じ為替のリスクを取っているのに、リターンに違いが出るということです。
そのまま、ユーロMMFであれば、為替手数料も掛からないので、良いと思いますが、いつ、何処の国、何を目的使うかによって、運用する商品や手段が変わるということです。
ユーロをドルや円にすると、為替手数料が掛かりますが、長期で投資をするのであれば、為替手数料の削減よりも、最終的に有利な方法を取るべきです。
長期投資の場合は、損して得とれ、急がば回れです。
よく検討しましょう。
不明なことがあれば、気軽にご質問下さい。
補足
下記お問い合わせについて申し上げます。
海外から、送金し、ユーロ外Mには、手数料はかかりませんが、さらに円転せず、そのままユーロでファンドを購入することは可能です。
但し、そのほとんどは、外国籍(ユーロ建て)であることが前提ですから、商品数は極めて少なくなります。
その商品数に合せると選択肢が狭くなりますから、まず、資産形成のプランを立て、そのプランの実行にあたり、最適な手段(商品)を選択すると考えた方がよいでしょう。
その中で、ユーロ圏への投資について、円転なしで実行できる手段と合致すれば、合理的ではないでしょうか。
海外口座の件は、おっしゃる通りです。
今後生活に影響のない一部を、通貨の分散保有をすれば、良いかも知れませんね。
評価・お礼
Etos さん
岩川様
とても的を得た回答ありがとうございます。ご推察の通り、ユーロは海外駐在時の使用していた口座の分となります。
アドバイス戴いた通り、ユーロの資産をこのまま海外で保有しておくこともオプションの1つと考えておりました。一方、吸収・合併を繰り返しているその海外の銀行よりかは、心情的に日本へ一度全資産送金し、その後運用した方がベターなのかと現在は考えております。
尚、ご提案戴いた「ユーロ圏の5年国債」や「償還が5年以上の債券」についてとても興味があるのですが、こちらはユーロの資産を円転せずして購入出来る金融商品なのでしょうか?お手数ですがご教示願います。
以上
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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お世話になります。
余裕資金の運用方法について専門の方々からアドバイスを戴きたいと思っております。
<運用を考えている余裕資金>
? 海外口座:50000ユーロ
? 普通預金口座(日本):100万… [続きを読む]
Etosさん (東京都/29歳/男性)
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