対象:住宅設計・構造
中舎 重之
建築家
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擁壁底版の上に鋼管杭?
軟弱地盤で中間層が粘性土ですから沈下は起こります。沈下を解消する対策が鋼管杭の選択でした。杭の支持層が換算N値が20であればOKです。北側2.8mの杭と言うのは擁壁の底版の上に杭が有ると言う意味ですよね? だとすれば、これは大問題です。擁壁の計算では載荷荷重として5~10kN/m2(等分布荷重)を見込んでいます。しかし杭のような1点に荷重が集中する状況は想定していません。鉄筋コンクリート構造において此の集中荷重が最大の難敵で設計では基本的に排除します。どうしても集中荷重が排除出来ない場合は其の荷重を分散させることに全力を挙げます。簡単に言いますと「絶対にやってはいけない事」が此処に存在しているのです。これによる結果はまったく見えません。さらに対策も無いと思います。
以上です。 2014.5.16 中舎重之
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初めてメールさせていただきます。小生素人の質問で申し訳ございません。以下の点ご教授いただければ幸いです。
■土地建物概要
・北側に3mのL字型擁壁がある北斜面の建物です。
・土地が… [続きを読む]
kentさん (神奈川県/39歳/男性)
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