許容レベルを上げる。
足を触られたり、体を制御されそうになったり、「何かされるかも」と不安になったとき、「噛みつく」という行動が出ているようですね。
噛みつく状況をある程度把握できているようですので、少しの刺激からご褒美を与えつつ許容レベルをあげていく練習をしてみてください。
例えば最初は足を触る振りをしてご褒美、少し触ってご褒美、しっかり触ってご褒美、足を握ってご褒美、足を持ち上げてご褒美、少し強めに持ってご褒美、という具合です。
コッカーちゃんが噛みつかず我慢できている範囲で進めてください。
特においしいご褒美を使ってみてください。ご機嫌で尻尾でも振りながら足を触らせてくれるようなら成果は大きいでしょう。
これまで何度も噛まれているようですが、犬は「噛めばやめてもらえる」と学習を重ねるうち、先の行動を察知してどんどん早めに「噛みつく」行動が出てくるようになってしまいます。
このトレーニングでも足を触ろうとする瞬間から噛みつかれる可能性が十分にありますので、不安なら口輪を装着の上、取り組んでみてください。
(バスケットタイプのもの、またはソフトタイプの口輪を少しゆるめに装着すればご褒美は食べれます。)
また、普段の性格が良いといっても、それはあくまでも自分に都合の良い時間だけ。嫌なことがあるときに「噛みつく」行動が出るというのは、信頼関係がきちんと築けていない可能性があります。叱ることで逆上され悪化する可能性が高いので、上記のように我慢してる状況を褒めることを心がけてください。
残念なことに、愛想の良い犬ほど他人との接触の機会は多くなり、噛みつきによる事故が起きる可能性も高くなるものです。
コッカーちゃんが「噛んでやろう」などという気持ちを抱かないように、普段からのしつけが重要です。一度専門家に直接指導してもらうとよいかもしれませんね。
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