対象:不動産売買
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購入時期について
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
ご質問の件ですが、今買っていいのか色々と悩みますね。
ご指摘のように、地価は下がり気味ですが、こればかりは地域性があり何とも言えません。
少し参考までに、今後の家計がどうなるかを見てみましょう。
家計で大きく占めるのは、住宅に関する費用と子どもさんの教育費ではないでしょうか?
教育費に関して文科省の平成18年度「子どもの学習費調査」によると、例えば幼稚園から高校まで公立に通った場合、トータル約158万円かかり、これに塾代、書籍代、通学費などを加えるとこれ以上かかるということだそうです。
子どもさんが二人になれば倍の費用を考えなくてはなりません。
しかも大学までとなると、これ以上かかることになります。
したがって、教育費は少なくとも二人分で約320万円は確保しなくてはなりません。
これに住宅にかかる費用が上乗せされます。
固定資産税やメンテナンス費用(マンションならば修繕積立金等)は固定費としてかかり、これに月々の住宅ローンが上乗せになります。
こうしたことから、現家賃と同等額かそれ以下でこれらの費用がまかなえると、何とか家計の見通しができそうかと思います。
家計の視点からみて「まぁやって行けそう」と思うか、「厳しい」と思うかご判断をしてはいかがでしょうか。
ご指摘のように、中古の不動産は不安材料がありそれなりの見極めを必要とします。
そうなると、理想はやはり新築の戸建ということになるかもしれませんね。
希望のエリアを変更できないのはわかりますが、一度範囲を広げて物件を見学されてはいかがでしょうか?
私の経験上、希望エリアと異なる地域で不動産を購入された方は意外と多いです。
大きく開発された戸建分譲は、それなりに魅力がありますね。
以上、ご参考になれば幸いです。
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回答専門家
- 寺岡 孝
- ( 東京都 / 建築プロデューサー )
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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